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Oisix(オイシックス)の放射能検査の基準と取り組み

検査結果のグラフ

東日本大震災以後、野菜や食材の放射性物質が気になり、有機野菜の宅配を検討したり、或いは入会している方が多くなりました。

今回は有機野菜・無農薬野菜の宅配「Oisix(オイシックス」)の放射性物質検査への取り組みや基準についてまとめてみました。

 

オイシックスの放射能検査の特徴

食品検査をしている様子

従来の機器に、高精度精密分析装置の2段階の検査を行っています。

1.高精度精密分析装置「ゲルマニウム半導体検出器」で検査

オイシックスは高精度精密分析装置「ゲルマニウム半導体検出器」を導入して検査をしています。

「ベビー&キッズ商品」は、要望の多い野菜、乳製品、魚類、ベビーフードなどの1000商品以上に対し、従来の検査機器「ガンマ線スペクトル装置」に加え、導入した「ゲルマニウム半導体検出器」という2段階での検査を行っています。

ベビーキッズ商品以外には、青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉、全体アイテム放射線量を検査。それ以外はランダムピックアップし検査を行っています。

現在の所、ほとんどの商品に検出実績は無いそうです。

 

2.土・水・飼料などの環境検査を実施

商品以外に生活環境の確認検査も実施ています。特に毎日の食材に欠かせない青果物・乳製品・肉類・魚類の生産地の土・水・資料の検査を行っています。これは重要ですね。

  • 青果物は関東東北産地の土・水を採取し検査
  • 鮮魚は国内養殖魚のエサと水を採取し検査
  • 精肉は国内飼育の飼料と水を採取し検査
  • 卵・乳製品は国内飼育の資料と水を検査を採取し検査

 

オイシックスの食品中の放射性物質に対する流通基準値(2013年7月改定)

検査結果のグラフ

オイシックスの食品の放射性物質に関する流通基準値をまとめました。

ゲルマニウム半導体検出器は、フランスのAREBA(アレバ)グループのキャンベル社製を使用しています。

「ベビー&キッズ商品」を中心とした検査の基準値をQ&A形式で解答しています。

参考:放射性物質に関するQ&A

Oisix基準値(2013年3月31日~)  政府基準値(2012年4月1日~)
飲料水 10  飲料水 10
飲料
牛乳、乳製品 50  牛乳 50
乳幼児食品 5~10  乳幼児食品 50
一般食品 100
米、パン
青果、穀類、肉類 5~10
魚介類
その他食品
海藻類
きのこ類

牛乳・乳製品50、飲料水10、乳幼児用品5~10、青果・加工品5~10。表の空欄は不明でした。

細かく解答されていないので、より詳細の基準値を知ることができません。他社では詳細に発表されているので、知りたい所ですね。

 

まとめ

「オイシックス(Oisix)」の「ベビー&キッズ商品」を中心に放射性検査を2段階において検査を行っていることがわかりました。また、土・水・飼料からも環境検査も実施しているので、その時点から安心できますね。

検査基準値が各食材ごとに、より詳細に知ることができれば、安心安全となるのですが、全てが表記されていない点が残念です。

折角検査を実施しているので、ユーザーやこれから加入しようとしている方に、詳細な情報を公表することは重要だと思います。

ただ、質問に関しては答えてくれているので、気になる点があれば直接質問するのがオススメです。

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