有機野菜の「オイシックス(Oisix)」と「大地宅配」が2017年合併することがわかりました。
当サイトでは「オイシックス」「大地宅配」「ビオマルシェの宅配」の3社を基本的に比較したサイトなるので、その内の2社が一つになるということで、とても気になる情報です。
有機野菜の「オイシックス」と「大地宅配」の経営統合について、今後はどうなるのかについても詳しくまとめてみました。
有機野菜の「オイシックス」と「大地宅配」の経営統合へ
2017年1月のニュースで、オイシックスと大地宅配が合併し、経営統合する方向で動いていると発表されました。
親会社を一時的に「オイシックス」にするようですね。確かにどちらかを一つにする場合は、株式交換する必要がありますからね。
オイシックスの株式26万42株をあてて、残りを新たに普通株式で対応するようです。株式交換は2月下旬を予定。
2社の統合で売上高がトップに
現在、自然食材宅配分野では「らでぃっしゅぼーや」が売上高223億円でトップですが、2社の統合でトップに躍り出るようです。
しかも337億2000万円なので、全くの独占状態になりますね。
社長は誰になるの?
気になるのは社長が誰になるのかですが、社長はオイシックスの高島社長が続投する形になり、大地宅配の藤田社長が会長に就任する形をとるようです。
この経営統合の話を聞いて私はとても驚きました。というのは、オイシックスと大地宅配は同じ自然食材宅配ということで一見同じように見えますが、内容や世代が異なるように思えるからです。
気になるのは経営統合した今後についても調べてみました。
経営統合後は、オイシックス、大地宅配のどちらもブランドが残る予定
経営統合は「オイシックス」と「大地宅配」の両ブランドはそのまま存続することがわかりました。正直ホッとしています。
私の中ではオイシックスと言えば若者から新婚夫婦、家族を中心としているのに対し、大地宅配は年齢層がやや高めで、より健康に気を使っている世代をターゲットにしているからです。
両社がそのまま存続する理由は、「様々な年代の幅広いニーズに対応するから」と話しています。
大地宅配は若者の顧客の定着に課題を残してきたようで、オイシックスのノウハウを活用していくことで、顧客の獲得目指すようです。
感想
私は「オイシックス」と「大地宅配」を両社利用してきて、野菜や食材の安全性について両社に違いがあるように感じています。
(※どちらも一般の市場に比べてはるかに高い安全水準なのは間違いありませんが、両社を比較した時の感想です)
パンフレットや資料の情報から「大地宅配」の方が放射能検査をはじめとする安全への取り組み行程が多いように思います。
それに対し「オイシックス」はもちろん安全への検査はありますが、もう少し踏み込んでほしいなと感じています。
経営統合することで同じ食材や野菜が、今後出てくるように思います。安全への取り組み方、基準をより高い方に目標を置いてほしいなと感じています。
大地宅配
1975年設立の有機食材のパイオニア「大地宅配(旧・大地を守る会)」。40年の歴史があります。
取り扱っている野菜の88%が農薬不使用です。化学調味料や食品添加物は基本的に使わない方針。
お試しセットは4000円分の野菜&食材が入って、送料無料1,980円。
おいしっくす(Oisix)
農薬ゼロを目指す「おいしっくす(Oisix)」。利用者が100万人を突破したのが安心の証拠です。
添加物の使用を厳しく制限。合成保存料・着色料を一切不使用。
ベビー&キッズの離乳食(ベジキューブ)があります。送料がわかりやすいのが特徴。
お試しセットは4,000円相当の野菜&食材が入って送料無料1,980円。時短献立キット「Kit Oisix」付き。