冬になると、毎年風邪をひいてしまう方も多いと思います。では風邪をひかないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
それは普段から風邪をひかないように、手洗い、うがい、睡眠などの予防をすることが大切です。そして重要なのは栄養士からのおすすめの野菜を毎日食べることです。
野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれているので、健康な体を維持するのに欠かせない食材です。
今回は野菜の栄養と種類、風邪対策に最適な食事についてご紹介します。
野菜は風邪予防に欠かせない栄養素が豊富
ビタミンAとビタミンCから風邪予防に効果的なポイントをご紹介します。
参考:「大阪府立健康科学センター(ゲンキープ大阪)」小冊子より
「ビタミンA」の特徴
喉や鼻の粘膜を丈夫に保ち、細菌やウイルスから体を守ってくれます。サプリメントの場合は摂りすぎになる危険があるので注意。
緑黄色野菜に多く含まれているβカロチンは、体内で必要な分だけビタミンAにかわるので、たくさん食べすぎても安心です。
特に油と一緒に摂ると吸収率がアップしますが、主菜に油が含まれていることが多いので、副菜で油を使う必要はありません。
「ビタミンC」の特徴
ビタミンCにはウイルス感染への抵抗力を高める働きがあります。しかし、効果の持続は短いので、毎食摂るのが効果的です。ビタミンCがスーッと抜けると言われているのはそういう理由から来ています。
ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、キャベツ、ピーマンなどが野菜やキウイや柿、イチゴ、ミカン、オレンジなどの果物に多く含まれています。その他、緑茶やルイボスティーなど。
ビタミンCは壊れやすいので、調理する時は長時間火を通しすぎないように気をつける必要があります。例外的にイモ類は加熱しすぎてもビタミンCが壊れにくいので、積極的に活用したいところです。
風邪予防には野菜+タンパク質
タンパク質はウイルスや細菌と戦うための免疫物質を作るもとになります。魚や肉、大豆類、卵、乳製品などが主なたんぱく源です。
これらのタンパク質と野菜とを組み合わせて食べると風邪予防には効果的です。
(ダイエット中などの特別な場合を除いて、ほとんどの方には不足はみられません。無理をしない範囲で同時に摂取していけば問題ありません。)
タンパク質と野菜を同時に摂るのって難しいと思われるかもしれませんが、風邪をひきやすい真冬にに簡単に摂ることができる料理があります。それがお鍋です。
鍋料理が一番野菜が摂れる、寒い冬に最適
風邪をひくのは冬が多いので、お鍋で野菜をたくさん摂るのにおすすめです。
お鍋は体が温まるだけでなく、野菜を1人分で約200gも摂ることができます。そして肉や魚介類、豆腐などのタンパク質を同時に摂ることができるので、「風邪対策」には欠かせません。
寒い季節のお鍋は簡単に料理ができるだけでなく、風邪予防に最適な食事ですね。
最後に
野菜の栄養と種類、風邪対策に最適な食事についてご紹介しました。
風邪を引きやすい冬場に最適な食事は「鍋料理」です。野菜とタンパク質を同時に摂ることができ、そして野菜の摂取量が多いので、風邪予防には欠かせませんね。
今日は何の料理にしようか迷われた方は、冬場は特に鍋料理をおすすめします。
毎日野菜を摂ることで風邪予防や健康な体作りが出来ます。そういう理由からも有機野菜の宅配を始めました。